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安い給料明細暴露!理学療法士(PT)・作業療法士(OT)の平均年収・給料を上げる方法

国家試験に合格して、大きな希望を胸に抱いて経験年数を重ねてくると立ちはだかってくるのは、『理学療法士・作業療法士の年収が低い。リハビリテーション職種の給料が上がらない。』という壁ではないでしょうか。

 

年収500万とか600万円はおろか、技術を磨いて1000万円!なんて夢のまた夢です。

 

仕事の内容自体は身体を良くする、コミュニケーションを図れて人と関わる仕事、感謝される仕事でとてもいい仕事だと思います。

 

 

 

 

しかし、、、私も本当に苦労して免許をとってもこれかよ…という思いが年々積もっていきましたが、現在はまずまず満足いく転職と開業で、年収を大幅にアップさせました。

 

 

 

ここでは厚生労働省などが発表しているデータなどを参考に、PT・OTの平均年収・平均ボーナスをあげながら、今後の年収が上がるのか?、安定性は?将来性はどうなの?なんてことを解説していきます。

 

もちろん、経験年数や勤続年数にも左右されますし、クリニック勤務や総合病院などの大きな母体の法人で働いているナドナドでも変わって来るので、そのあたりも考慮しながら説明していきます。

 

 

そして、40歳代の経験年数14年以上の管理職経験がある私の給料明細も暴露して、現在働いている職場のナマの年収・ボーナスをお伝えします

 

ちなみに私は、病院・クリニック、デイケア、デイサービス、老健、ほんのちょっと訪問リハビリの経験があるので、医療と介護を一通り経験しています。また、副業から開業して、年収は1000万円以上になるので、参考になることは多少はお教えできるかと思っています。

 

 

 

 

 

理学療法士と作業療法士の平均年収・給料・ボーナスの比較一覧表と条件別の差を解説します!

PTとOTの平均年収について、平成28年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)を見てみるとこの金額になっています。(※平成29年度の最新データは現在作成中で随時アップされるとのことです)

 

 

 

PTとOTの平均年収と平均賞与
平均年収 平均月給 平均ボーナス 平均年齢 勤続年数
4,069,600円 280,700円 701,200円 31.8歳 5.3年

 

年収4069600円÷12ヶ月=339133円。って、「給料が月34万円って高い!」、僕はそんなにもらっていないよ!っていう、理学療法士・作業療法士の方がほとんどではないでしょうか。(ちなみに、この339133円っていうのは月給ではなく月収です。)

 

 

 

もちろん、数字上のカラクリがありますので、詳細をご覧ください。

 

 

  1. 上記の表の年収・月収・ボーナスは手取り額でなく、所得税、社会保険料などを控除する前の額である
  2. 基本給はもちろんのこと、残業代、家族手当、住宅手当、役職手当、職務手当、精皆勤手当、通勤手当などを含んでいる金額
  3. 末期手当等特別給与額、いわゆる賞与も含まれており、こちらも控除前の金額であり、残業や諸手当を含んで計算されている

 

 

これは従業員数が10人以上の規模の病院・施設による平均ですが、規模が大きくなると給料は低いがボーナスは高め、逆に小さいクリニックなどでは給料は高めですがボーナスは少なく設定されていることが多くなります。

 

こちら人事院の職種別民間給与実態調査結果の統計データで、年齢別の年収・月給・賞与を計算してもだいたい同じ金額になります。

 

 

 

ボーナスは基本給で計算されますが、上記は各種手当や残業を含んだ数値で賞与計算をされている所が落とし穴があります。

 

また、年2回ボーナスは平均3〜4ヶ月程度あること、そのあたりを考慮して計算すると、この表の給料をもらっているPT・OTの月々の手取りは21〜22万くらいっていうことっていうことになります。

 

 

 

 

少なっ!

 

尋常じゃないくらい安月給で、もう生活できないレベルですね。結婚できるかっていうと、やろうと思えばできますけど、私のように副業や開業で別収入がないと完全に夫婦共働きですね。

 

 

 

上記の表平均年齢が32歳くらいで経験年数が5年ちょっとって記載されてますが、ベテランセラピストは月に50〜100万円くらいの給料の人がいて収入が高い反面、爆発的に増えている新人PTOTが平均をググーッと下げています。

 

 

つまり、大多数の理学療法士(PT)と作業療法士(OT)はもっと給料が低いんですよ。
もっと言えば、経験年数14年以上の40歳を超える私の手取りもそんなもんです。

 

 

どうですか?もう、辞めたいと思ったでしょう。正解です。私は失敗だった思っていて、もう辞めるつもりで準備をしています。だって、将来生活できないんですもん。

 

理学療法士と作業療法士の給料・ボーナスにの違いはある?

PTとOTともにリハビリの専門職で介護保険法と医療保険法下で働いており、診療報酬や介護報酬自体は全く同じなので、会社に入る収益は同じです。ですから、年収・給料に大きな違いはありません。

 

 

 

ただ、働く病院や老健施設の種類や意向によって、若干異なる場合があります

 

例えば、精神課領域の専門家である作業療法士(OT)の場合、精神病院ではPTよりも5000〜10000円ほど高く設定されている場合があります。また、スポーツ系に力を入れている(特にクリニック)では、理学療法士(PT)が若干上がる傾向があります。

 

 

いずれにしても、その傾向があるという程度で絶対的に高いとは言い難いのが現状です。

 

 

 

男性と女性で年収・給料に差はある?

こちらも大きな差はありません。

 

ただし、特に女性の場合ですが、結婚や出産で一度退職される場合が多いと思います。

 

結婚で遠方へ引っ越されたり、産休でのブランクがあって再就職した場合、勤続年数がチャラになりますし、休んでいた間は経験年数にカウントしてもらえなかったりします。ですから、イチから出直しで、大きな収入ダウンになることが多いです

 

 

もちろん、正社員の退職後にパート・アルバイト勤務に勤務形態を変えてしまった場合も、よほど時給が良い場所で働かないと収入ダウンになります。

 

 

地域で年収・給料に差はある?

 

こちらは給料に明確な差が出てくる項目で、単刀直入に言えば『都会は給料が高く、田舎・地方は給料が安い』傾向が強く出ます。

 

 

 

当たり前といえば当たり前ですよね。

 

ただ、金額が高いから都会で生活すれば経済的にゆとりが持てるか?、金額が低いから生活できないか?というと、そうではありません。

 

 

 

東京23区を除けば、基本的には診療報酬・介護報酬は同じです。

 

つまり、東京だろうが沖縄県だろうが勤務先にもたらされる収入は同じになります。田舎だと安い施設が多いのは事実ですが、安いために求人に対する応募がない病院や介護系施設では、給料を高く設定する場合も多いです

 

以前、某ド田舎の都道府県に旅行に行ったときに、「引っ越してきて働かないか?」と現地で知り合った医療関係者に誘われました。その時もらっている給料の100万円アップの給料を提示され立って言うほど、医療従事者不足の都道府県や市町村はやっぱりあります。

 

 

 

また、都会は賃貸や土地代の住宅費やその他諸々の生活費が高いために、給料が高くても出費も高くなります。逆に、田舎は給料が安くても、住宅費などが都会の3分の1や5分の1で住むので、手元に残るお金は同じくらいだったりします

 

実際、私が住んでいる家も3LDKで、物置、駐車場2台、水道代込みで3万円台です。生活費だけなら10万円でやっていけるほどです。

 

 

ここはお金の話ではなくて、都会で派手に遊んだりしたいのか、田舎でゆっくり家族とスローライフを送りたいかなど、生活環境の価値観と相談した方がいいと思います。

 

 

 

大卒と専門学校卒業の違いで年収・給料に差はある?

PT、OT、STの大学を卒業していても、専門学校を卒業していても免許を取ったら同じだろう?って思っている方が多いと思います。実際私もそうでしたが、実際はちょっと違います。

 

こちらも基本的にお給料に差はありませんが、あまり知られていないですが給料に差がでるパターンがあります

 

 

 

小規模・中規模程度の病院・クリニックや介護保険施設では、大卒と専門卒に差が出てくる場合は非常に少ないです。

 

しかし、公務員だけでなく、個人経営の大規模な総合病院などでは、『大卒が優遇されて5000〜10000円の基本給(または手当)のアップ』になることがあります。ありました、私の経験で3件も。

 

 

公務員の場合は、まあ当たり前かなぁって思ってしまうかもしれませんが、ここで見落としてはいけないポイントがあります。

 

 

この手の就職試験を多数受けた経験からわかったことなんですが、『大卒(社会人経験後)→専門学校卒』の過程で国家資格を取得した場合、『最終学歴は専門学校卒業』になります。公務員、日本赤十字病院、そして個人の総合病院でこのパターンでした。

 

 

 

「えぇ…マジかよ…」でしょう。大卒、社会人経験の皆さん。。。
私はこの口だったので、もう本当に本当に腹立たしいし、悔しかったです。

 

大学はむちゃくちゃ厳しい大学でめっちゃ勉強して、1000万以上かけて卒業しているのに、それが全く考慮されない給料。お父さんに申し訳なかったのを鮮明に覚えています。

 

 

でも、これが現実です。

 

 

 

看護師や薬剤師などの他の医療従事者と比べて年収・給料の違いは?


ここでは簡単に説明しますが、医療関係の職種で代表なところを上げると、医師、看護師、薬剤師などの職種がありますが、いずれの職種も理学療法士(PT)や作業療法士(OT)よりも遥かに高いお給料になっています。

 

 

医療従事者の平均年収・平均給与・ボーナスの比較
職種  平均年収 平均月給 平均ボーナス 平均年齢 勤続年数
PT/OT 4,069,600円 280,700円 701,200円 31.8歳 5.3年
医師 12,400,700円 955,300円 937,100円 41.8歳 5.7年
看護師 4,808,500円 331,800円 826,900円 39.0歳 8.0年
准看護師 4,029,200円 281,900円 646,400円 47.8歳 11.3年
薬剤師 5,149,000円 363,500円 787,000円 37.4歳 6.5年
診療放射線技師 5,241,000円 355,800円 971,400円 38.8歳 10.3年
臨床検査技師 4,750,400円 321,000円 898,400円 38.4歳 10.9年
ホームヘルパー 3,048,600円 228,500円 306,600円 46.6歳 6.3年

 

他の職種の月給が35万前後で、PTOTは28万代ですからPT、OTはマイナス7万円!群を抜いて低い給料ですね。泣きたい。

 

 

 

でも、夜勤の有無や平均年齢・勤続年数によって大きく差が出ますし、歴史が浅い上に低い賃金で雇用されている新卒セラピストがたくさん臨床に出てきているなどなどの諸事情があるので、これで一概に給料が安い!とは言い切れないかもしれませんが、決して高くない値段です。

 

国税庁による日本国の平均年収は420万円と発表されていますから、日本の産業全体から見ても平均以下の年収になるのは間違いありません。

 

 

 

常勤の休みの日にアルバイトをするセラピストも増えてきました。実際に私の働いている会社でも2名いらっしゃいます。

 

オープンにしている方もいれば、本職に内緒の方もいますが、バレるかバレないかは別の機会に記事にしますが、それだけ生活が厳しいという現実なんですね。

 

 

 

理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の年収・給料が上がらない理由


PTとOTの給料が安いうえに上がって行かないのには理由というか、それなりの原因があります。その大きなポイントはこちらの3つです。

 

  • 診療報酬・介護報酬が下げられている
  • リハビリテーション職種の人口が多い
  • リハビリテーション職種の年齢層が若い

     

一つずつ解説していきます。

 

 

診療報酬保険・介護保険の改定で病院・施設の収入が下がり続けている

 

私が免許を取った頃にあったリハビリ関係の診療報酬の用語として、『集団・個別』、『簡単・複雑』というものがあります。この言葉を聞いてなにかわかる方は、相当な高額所得者と思います。高額所得者だった、が正しいかもしれませんけど。

 

なにせ時給が1万円とかざらにありましたし、偉い先生だと時給3万のアルバイトに行ってましたからね。あ、間違っちゃだめですよ、日給ではなく時給です。

 

 

 

リハビリテーション医療費は1990年代は3000億円ほどだったのが、2005年になると4000億円と急速に膨らみました。このあたりで現役で働いていた方は、給料が50万円以上なんてザラにいましたね。私の担当の方は80万円もらってました、プラスアルバイトで20万くらい。

 

この時代〜これ以前の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)は『金の卵』とか呼ばれていて、お医者さんよりも給料やアルバイト代が高かったんです。お金に糸目なく使いまくっていましたし、めっちゃ飲み台とか奢ってもらってました。

 

 

なぜか?っていうと、それは需要と供給の問題ですね。

 

下で詳しく解説しますが、医師よりもセラピストの方が少なく、病院や介護関係の施設では雇いたくても全く人材確保ができなかったわけです。そうすると給料を上げて人材確保に走っていくわけです。

 

 

 

その時期を皮切りに、厚生労働省がリハビリ関連の診療報酬をドカーンと下げました。しかも年を追うごとにドンドンとドンドンと。

 

そうすると病院や介護施設の運営会社の収益が下がるので、必然的にリハビリ職への報酬も減らさざるを得ない状態になってくるわけです。当たり前ですね。

 

介護報酬も同じで、ドンドン下げられています。ドンドンと。

 

 

 

前回の介護報酬改定は本当に悲惨です。デイケア・老健、訪問リハビリでも大打撃を受けていて、本当にリハ職の立場はありません。

 

だって、現在のデイケアって理学療法士(PT)や作業療法士(OT)がリハビリをやろうがやるまいが料金が変わらないんですから。ひどい話です、マジで。

 

デイケアのリハビリをただの集団体操に切り替えて、はい終わりっていう施設も出てきました。もちろん、クレームや利用をやめる方々も出てきていますが、事実上の『リハビリ職の介護職員化』と『患者・利用者切り』です

 

これも私が免許を取ってすぐに予想していたことなんで、驚くことはありませんでしたけど。

 

 

 

このように、大元の財源が縮小されてしまっては、初任給も安いのは当たり前、給料が上がらないのは当たり前っていう流れになってくるのは至極当然のことでしょう。

 

 

リハビリテーション職種の人口が多くなっている、かつ年齢層が若いため給料が上がらない

上の選択肢の2つは相関関係があるので、合わせて説明していきます。

 

わかりきっていますけど、理学療法士(PT)と作業療法士(OT)人口が増えています。毎年1万人以上もドンドコ増えています。

 

 

昔は今みたいに養成所が乱立してなかったので、セラピスト人口が極めて少なかったわけです。大都市がある県内に1〜2校くらいしかありませんでした。私が卒業したのも県内で2番めの新しい学校でした。でも今では山程ありますよね。。。

 

 

 

その背景には、養成所の文部科学省が認可をしなかったということが原因となっているそうです。

 

確か九州の専門学校だったか?が、認可申請をしたが学校増えてきている等々の理由で、医療関連技術養成学校の指定を受けられず裁判になったそうです。

 

ここで国側が敗訴。裁判の判決は申請を許可をしないのが違法だとしました。

 

この結果、国は拒否することなく認可をドンドン出すようになり、PT・OTのの大学や養成所を新しく立てることに歯止めが効かず、リハビリの重要性や人気に拍車がかかって養成所が乱立することになりました。

 

 

 

その結果、周知の通り、PT養成施設は全国260箇所程度定員1万人で、現在は13万人を超えています。また、OT養成施設は190箇所で、資格保有者は8万人を超えており、それぞれ毎年1万人程度新人セラピストが卒業しているのが現状です。

 

 

 

ここで出てくるのが、再び『需要と供給』のバランスの話です

 

養成所がたくさん立ってきて卒業生が増える、ある時を境に、金の卵だった理学療法士と作業療法士は金食い虫になりさがってしまいました。そりゃ〜、毎月50〜100万円の給料をもらっている先生がたくさんいるんですから、当然そうなります。

 

周りを見れば、若くて人権費が安い20歳代の若者がどれだけでもいるんですから、経営者は年齢・経験年数があって人権費が高いベテランよりもそっちを採用します。どちらを選んでも診療報酬・介護報酬は変わりませんので、そりゃ〜安い方をとるでしょう。

 

 

 

このような理由で、年齢・経験年数・勤続年数ともに低い若年層が多いので、給料は安くなってしまっているのです。

 

 

 

【暴露】40歳で経験年数14年、管理職経験のある理学療法士の給料と年収

まずは、皆さんお待ちかねの私の給料と年収です(笑)

 

 

 

 

安ぅ!

 

もう泣けますね。。。総支給額が28万円くらいで、いろいろ引かれると手取りで毎月22万円くらいです。しかも住宅手当込みでこの程度なんですよ@震え声。(契約違反されていて労基に通報を迷ってるんですが)

 

本当に一人暮らしなら生活していけるかな?っていうくらいなうえに、この5年で昇給額は1000円っていうクズさ加減。

 

 

 

ただ、冒頭でも言いましたが、私の場合、アフィリエイトやライターなどの副業を拡大させて年収自体は大幅にアップさせているので生活には困っていません。けども、これが私の実力か…と、ケッコーショックです。

 

 

これでもサラリーマンの年収自体は400万くらいになるんですが、もっと安い病院や施設もむちゃくちゃ多いと思います。

 

現在は今の職場がブラック施設というのがだんだんわかってきたので、再び転職活動をしています。毎日、求人サイトをチェックしていますし、求人サイトの担当者からの紹介もありますが、年収400万を超える就職先は少ないです。厳しい。

 

私の場合は、もうこの業界に見切りをつけていて、投資などの副業から自分のビジネスをやっているので、給料よりもプライベートな時間を優先して仕事を探しています。

 

 

そして、前の職場での昇給額もしゃべっちゃいますが、1500〜3000円でした。平均すると2500円くらいでしょうか。全国的に見てもだいたいこれくらいが昇給額の平均値ですけど、10年働いてもたった25000円しか変わりません。

 

 

一般のそこそこ大きめの会社では給料の2%程度ベースアップしたりするのがあたりまえですから、4000〜6000円くらいはあがるということからすると、それでも低い水準ですね。

 

 

年々、生活に必要なお金は想像以上に膨らんでいきます。子供が大学生になってこれでもやっていけるんでしょうか?って考えると厳しいでしょう。

 

 

 

【将来性予測】理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の年収は上がるか?下がるか?安定性はあるのだろうか?

 

過去の就職歴や経験からの予測もありますが、セラピスト同士のや悩みはやっぱり同じですね。同僚と医療・介護業界でのリハビリテーション職種の今後の動向はこうなっていくと結論づけています。

 

 

年収・給料はもう頭打ちで上がらない

医療費の増大、介護報酬の圧迫による報酬の引き下げから言っても、全体として上がることはないでしょう。

 

もちろん、地域や管理職などのポジションに付けばそれなりに上がることはあり得ると思いますが、今後も爆発的に増え続ける理学療法士の数・作業療法士数からしても、そのポジション争いに勝つのはかなり厳しいでしょう。

 

 

 

「他の資格をとって技術を磨いてスキルアップすれば給料が上がる」というのも幻です。

 

基本的には他の資格をとってもメリットにはなりますが、勤務先にもたらされる収益が上がらない限り、あなたの給料は上がりません。

 

 

このように『病院勤務やデイケアなどの介護施設で働いて稼ぐ』という考えでいる限り、今から将来にかけて、お金にまつわる悩みは解決する可能性は極めて低いと思います。

 

 

 

安定した仕事のまま働けるのか?将来性はあるのか?

 

安定しているかといえば、安定はしていると思います。国家資格ですから。

 

リハビリロボットもでてきていますが、基本的には人と人が関わる仕事ですから、製造業のように機械化や効率化が図りにくいということが理由に挙げられます。

 

ただ、前述の通り、安い給料で一生働かなければならない仕事になるのは明白ですので、どうしたらいいのだろうとか不安になる気持ちもわかりますが、まずは行動しましょう。

 

 

 

もう、不安定で経済的に厳しい業界だと決断した先生方は、副業したり、セミナー・講師業で開業されたりしていますよね。実際、私も同業者の間で目立つ事はやっていませんが、その先生方と同じで、インターネットを基軸としたビジネスを主体にして、現在はライターや自費診療を行っています。

 

 

 

そんなことを全部ひっくるめて、このサイトを立ち上げました。

 

参考になれば嬉しいです。ご質問等は遠慮なくください。


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